1級土木施工管理技士 過去問
解説あり

試験最新情報

令和8年度(2026年) 第一次検定日(予想)
2026年7月5日(日)

試験日まで、196

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1級土木施工管理技術検定試験について

1級土木施工管理技術検定試験とは

建設業法27条の29に基づく国家試験です。

第一次検定…マークシート式で土木一般・法規などを広く出題します。

第二次検定…記述式で実務経験と課題解決力を問います。
2024年度から19歳以上なら実務経験ゼロでも第一次に挑戦できます。一次合格後に現場経験を積み、ゆっくり二次へ進む人も増えています。

1級土木施工管理技士の仕事内容

キーワードはQ・C・D・S(品質・原価・工程・安全)。主な業務は次の4つです。

施工計画の作成と資材・人員の手配

工程表を使った進捗管理

コンクリート・鉄筋などの品質確認

作業員と重機の安全管理

年収の目安は450〜700万円ですが、大規模工事や残業の有無で大きく変わります。事務所で図面を引き、直後に長靴で現場へ――このギャップに魅力を感じる人も多いです。

1級土木施工管理技士の役割

1級取得後の役割

合格すると監理技術者になれます。これは請負金額4,500万円以上(建築一式7,000万円以上)の元請工事に配置が義務づけられる現場の最高責任者です。

主任技術者と似ていますが、下請企業を指導・監督する権限が加わります。

1級土木施工管理技士になるには

 

取得までのステップ

ステップ内容
1. 第一次検定合格19歳以上で受検可。合格すると「土木施工管理技士補」になり、一次が永久免除になります。
2. 実務経験二次受検には5年以上の実務と特定工事の経験が必要です(一次合格後の期間もカウント)。
3. 第二次検定合格現場での課題・対策・成果を400〜600字で記述する問題が中心です。
4. 監理技術者講習合格後に講習を受け、監理技術者証が交付されます。

それぞれくわしく見ていきます。

―― 第一次検定(1級土木施工管理技士補) ――

受検資格
 受検年度末に19歳以上であれば、学歴・実務経験に関係なく受検できます。jctc.jp

合格すると
 「1級土木施工管理技士補」と名乗ることができます。
 合格後に所定の申請を行うと、国土交通大臣名で 第一次検定合格証明書(1級土木施工管理技士補) が交付されます。jctc.jp+1
 この第一次検定の合格は 有効期限がなく、将来第二次検定を受ける際も再度第一次を受け直す必要はありません。jctc.jp+1

―― 第二次検定(1級土木施工管理技士) ――

第二次検定を受けるには、第一次検定に合格したうえで、一定以上の実務経験 が必要です。

代表的なパターンは次のとおりです。

・第一次検定合格後に、土木工事の施工管理の実務経験5年以上
・または、一定規模以上の工事など「特定の実務経験」を1年以上含む3年以上の実務経験
・または、監理技術者の補佐として1年以上の経験 など

さらに、2級土木施工管理技術検定(第二次検定)合格者が、追加の実務経験を積んでから受検できるルートもあります。
実務経験の具体的な要件はやや複雑なため、毎年度の「受検の手引」や国土交通省の案内で必ず確認 することをおすすめします。

第二次検定に合格すると、正式に「1級土木施工管理技士」 として登録することができます。
合格者は、申請により 第二次検定合格証明書 の交付を受けます。

―― 監理技術者講習 ――

監理技術者として現場に配置されるには、監理技術者講習の受講 が必要です。KGKC 建設技術教育センター
講習を修了すると、「監理技術者証」が交付され、大規模工事の現場に配置されることができます。

 

勉強方法

勉強時間と学習法

区分標準学習時間コツ
第一次300〜350時間過去問を8年分回すと出題傾向をつかめます。
第二次200〜250時間日頃の現場メモをまとめ、論文の材料にします。

 

1日90分なら約7か月で500時間。プロ野球の開幕からクライマックスシリーズまで、と考えると続けやすいです。

 

効率アップのヒント

得意科目に時間をかけ、苦手分野は配点を確認して割り切る。

昼に見た現場を夜にテキストで復習すると記憶に残りやすい。

休日は90分×3セットで模試→復習→ノート整理を繰り返す。

1級土木施工管理技士の関連資格

関連資格

資格特色
2級土木施工管理技士1級の登竜門。下請4,500万円未満の主任技術者になれます。
1級建築施工管理技士建築工事用の兄弟資格で、ビルや住宅が守備範囲です。
技術士〈建設部門〉設計・コンサル分野の最難関。公共工事の加点が大きいです。
RCCM民間のコンサル資格。施工と設計の両面を語れると強みになります。
コンクリート主任技士コンクリート品質のスペシャリスト。夏場の打設で頼られます。
1級建設機械施工技士重機選定と施工計画に強く、ダムや造成工事で重宝されます。

関連資格についてのまとめ

“資格ポートフォリオ”で現場もキャリアも多彩に

・施工管理ライン:2級 → 1級土木 → 各種1級系で守備範囲を広げる

・エンジニアリング深掘り:技術士・RCCMで“設計×マネジメント”両刀に

・品質&機械専門:コンクリート主任技士や建設機械施工技士で尖った武器をプラス

現場事務所に資格証がずらりと並ぶと“技術のショーケース”のようで壮観です。あなたのキャリア棚にも、好きなテイストの資格をコレクションしてみてはいかがでしょうか?

試験の概要

試験概要

項目内容
試験会場

第一次14地区(札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇)。

第二次13地区(鹿児島を除く上記都市)。

試験日

第一次2025年7月6日(日)

第二次2025年10月5日(日)

出題方式第一次 四肢択一101問中70問解答、第二次 全11問中7問解答(必須3+選択4)
合格基準

第一次総得点60%以上かつ施工管理法(応用能力)で60%以上

第二次総得点60%以上

手数料第一次・第二次とも各12,000円(非課税)
申込方法インターネット+必要書類郵送(再受検はネットのみ)
受付期間2025年3月21日〜4月4日(郵送は4月8日消印有効)
受験票発送第一次 6月16日、第二次 9月12日
合格発表

第一次2025年8月14日(木)

第二次2026年1月9日(金)

免除制度一次合格者技術士(建設部門等)合格者は一次免除で二次へ直行

合格後の手続き

区分取得できる証明手続きの要点
第一次合格

第一次検定合格証明書

(1級土木施工管理技士補)

申請が必要

案内に従い申請すると、国土交通省から発送されます(例年9月頃以降)。

収入印紙2,200円等が必要です。

第二次合格

第二次検定合格証明書

(1級土木施工管理技士)

合格発表後に交付申請を行い、翌年2月頃以降国土交通省から発送されます。

収入印紙2,200円等が必要です。

※紛失・書換の再交付も各地方整備局で受け付けており、目安1か月前後で交付されます。

試験についてのまとめ

「101 問って多すぎ!」と思ったら、選択解答なので 実際にマークするのは 70 問。苦手分野は“安全第一でスルー”も戦略です。

試験日は 7 月第 1 日曜(一次)・10 月第 1 日曜(二次)が定番。

・申込は春休みの 2 週間だけ。カレンダーに赤丸必須。

一次は 四択 × 101 問、二次は 現場経験を語る記述式

・一次合格=免除+技士補。将来の二次挑戦も“貯金”できます。

合格情報

合格基準

第一次検定(学科)

令和7年度の第一次検定では、次のように定められています。

 ・必須問題40問+選択問題30問の合計70問について
  70点満点中42点以上(六割以上)
 ・そのうち「施工管理法(応用能力)」15問の得点が9問以上(六割以上)

第二次検定(実地)

原則として、記述問題を含む総得点の六割程度以上を基準として合否判定が行われます。
 ただし、試験の難易度などに応じて、合格基準が補正される場合があります。

合格率の推移

年度第一次第二次
202444.4%41.2%
202349.5%33.2%
202254.6%28.7%
202160.6%36.6%
202060.1%31.0%
201954.7%45.3%
201856.5%34.5%
201766.2%30.0%
201655.0%36.7%
201554.6%37.3%

 

一次はオンライン学習の普及で近年やや上昇、二次は30〜40%台で推移しています。

合格情報のまとめ

60%得点が合格のカギ。一次は知識、二次は経験重視です。

一次合格で「技士補」、二次合格で「技士」へステップアップできます。

合格後は現場の最高責任者監理技術者として大型工事を指揮します。

関連資格を組み合わせるとキャリアの幅が大きく広がります。

コーヒーで一息つきながら、あなたのキャリア地図にこの資格を描いてみてください。