1級土木施工管理技士 過去問
平成27年度 択一式
問82 ((旧)平成25年〜27年度 問82)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成27年度 択一式 問82((旧)平成25年〜27年度 問82) (訂正依頼・報告はこちら)
- コンクリート打込みにおいて高所作業で墜落の危険のおそれがある場合は、安全帯の使用、手すりや防護網の設置等、墜落及び落下防止の措置を講じる。
- コンクリートポンプ車の圧送等の装置の操作の業務は、コンクリートポンプ車の運転免許取得者がこれを行う。
- 輸送管の組立又は解体は、作業の方法と手順を定め、これらを労働者に周知させるとともに、指名した作業指揮者の直接指揮の下に作業を行わせる。
- 圧送等の装置の操作を行う者とホースの先端部を保持する者との連絡を確実にするため、電話や電鈴等を設置するか一定の合図を定め、その電話等の使用や合図は指名した者に行わせる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1→設問通りです。
コンクリート打込みにおいて高所作業で墜落の危険のおそれがある場合は、
墜落制止用治具の使用、手すりや防護網の設置等、墜落及び落下防止の措置を講じます。
2→誤りです。
コンクリートポンプ車の圧送等の装置の操作の業務は、
特別教育修了者が作業を行えます。
3→設問通りです。
輸送管の組立又は解体は、作業の方法と手順を定め、
これらを労働者に周知させるとともに、
指名した作業指揮者の直接指揮の下に作業を行わせます。
4→設問通りです。
圧送等の装置の操作を行う者とホースの先端部を保持する者との連絡を確実にするため、
電話や電鈴や無線等を設置するか、一定の合図を定め、
その電話等の使用や合図は指名した者に行わせます。
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02
(輸送管等の脱落及び振れの防止等)
第百七十一条の二 事業者は、コンクリートポンプ車を用いて作業を行うときは、次の措置を講じなければならない。
一 輸送管を継手金具を用いて輸送管又はホースに確実に接続すること、輸送管を堅固な建設物に固定させること等当該輸送管及びホースの脱落及び振れを防止する措置を講ずること。
二 作業装置の操作を行う者とホースの先端部を保持する者との間の連絡を確実にするため、電話、電鈴等の装置を設け、又は一定の合図を定め、それぞれ当該装置を使用する者を指名してその者に使用させ、又は当該合図を行う者を指名してその者に行わせること。
三 コンクリート等の吹出しにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に労働者を立ち入らせないこと。
四 輸送管又はホースが閉そくした場合で、輸送管及びホース(以下この条及び次条において「輸送管等」という。)の接続部を切り離そうとするときは、あらかじめ、当該輸送管等の内部の圧力を減少させるため空気圧縮機のバルブ又はコックを開放すること等コンクリート等の吹出しを防止する措置を講ずること。
五 洗浄ボールを用いて輸送管等の内部を洗浄する作業を行うときは、洗浄ボールの飛出しによる労働者の危険を防止するための器具を当該輸送管等の先端部に取り付けること。
(作業指揮)
第百七十一条の三 事業者は、輸送管等の組立て又は解体を行うときは、作業の方法、手順等を定め、これらを労働者に周知させ、かつ、作業を指揮する者を指名して、その直接の指揮の下に作業を行わせなければならない。
以上により正解は2です。
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03
コンクリートポンプ車作業は、高圧・高所作業で危険度が高いため、労働安全衛生規則で厳しく管理されています。
正しい
高所作業での墜落危険がある場合、安全帯、手すり、防護網設置等の複合的な防止措置を講じます。
誤り
圧送装置の操作業務は、コンクリートポンプ車の運転免許取得者ではなく、
「技能講習の修了者」または「特別教育を受けた者」が行うべきです。
運転免許とは別の専門教育が必須です。
正しい
輸送管の組立・解体は、作業方法と手順を定め労働者に周知させ、
指名した作業指揮者の直接指揮下で行わせることが法定されています。
正しい
操作者とホース先端保持者の確実な連絡確保は重要です。
電話、電鈴設置、または合図を定め、指名者に行わせることは安全管理の基本です。
墜落防止、作業指揮者の配置、連絡体制の確保が重要です。
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