1級土木施工管理技士 過去問
令和8年度
問69 (施工管理法 問3)

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問題

1級土木施工管理技士試験 令和8年度 問69(施工管理法 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、逆T型擁壁の配筋図を示したものである。たて壁とかかと版の引張鉄筋の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • ①と③
  • ①と④
  • ②と③
  • ②と④

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題では、逆T型擁壁に作用する土圧や載荷重によって生じる曲げモーメントの向きと、それに対する引張鉄筋(主鉄筋)の配置位置(たて壁・かかと版)について問われています。

それでは問題を見てみましょう。

選択肢1. ①と③

たて壁の前面側鉄筋(①)は圧縮側(または配力筋・温度応力対応)となり引張主鉄筋ではないことから、適当ではありません。

選択肢2. ①と④

たて壁の前面側鉄筋(①)およびかかと版の下面側鉄筋(④)はいずれも引張側ではないことから、適当ではありません。

選択肢3. ②と③

たて壁の引張鉄筋は背面側の②、かかと版の引張鉄筋は上面側の③となるため、適当です。

選択肢4. ②と④

かかと版の下面側鉄筋(④)は圧縮側となり引張主鉄筋ではないことから、適当ではありません。

まとめ

逆T型擁壁の構造計算・配筋問題では、各部材(たて壁・つま先版・かかと版)に「どの方向から荷重が作用し、どちら側に引っ張りが発生するか」がポイントです。

 

【逆T型擁壁における部材ごとの引張鉄筋(主鉄筋)の位置】

たて壁: 背面側(土砂側)(※背面からの土圧で前面へ曲がるため)。

かかと版(背面側底版): 上面側(※上に載る土砂重量で下方へ曲がるため)。

つま先版(前面側底版): 下面側(※地盤からの反力(揚圧力)で上方へ曲がるため)。

 

【引張鉄筋に該当しない部位・鉄筋】

圧縮側鉄筋・配力筋: たて壁の前面側、かかと版の下面側、つま先版の上面側。

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02

この問題では逆T型擁壁の配筋図から、たて壁とかかと版の引張鉄筋の読み取りが問われています。
それぞれの部材がどちらの側に曲げられるかを考え、引張側の面に主鉄筋が配置されることを図の断面から読み解けるかが求められます。

それでは問題を見てみましょう。

選択肢3. ②と③

たて壁は背面(裏込め土側)から作用する土圧によって前面側へ押され、底版との接合部を固定端とする片持ちばりとなります。
背面側が引張になり、断面図を見ると背面側に配置されているのは②D22が引張鉄筋です。
一方かかと版は、その上に載る裏込め土の重量を下向きに受けて底版の付け根を固定端とする片持ちばりとなります。
上面側が引張になり、断面図で底版の上側に配置されている③D22が引張鉄筋にあたります。
②と③が引張鉄筋の組合せとして適当です。

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