1級土木施工管理技士 過去問
令和8年度
問70 (施工管理法 問4)
問題文
建設機械の最近の動向に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
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1級土木施工管理技士試験 令和8年度 問70(施工管理法 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
建設機械の最近の動向に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- カーボンニュートラルに資するためGX(グリーントランスフォーメーション)建設機械は、土木建築に関する工事及び河川、道路その他の施設の維持管理作業に用いる機械のうち、稼働時の一酸化炭素(CO)が無排出と認められる建設機械である。
- 情報化施工の出来形管理では、ICTを活用した計測機器を活用して、計測から計測結果の取りまとめまでを実現することが可能である。
- MG(マシンガイダンス)は、建設機械の位置と設計データとの差分をモニタ等に表示してオペレータに案内するシステムで、バックホウ等に導入されている。
- UAV(無人飛行機)は、機材の軽量化と共に、機体制御のプロセッサ、GNSS(全球測位衛星システム)、慣性センサ等の技術的進歩により、自律飛行が可能となり、通常は飛行禁止空域外の計測や点検に活用されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、建設機械の最新動向や技術に関する用語・記述の正確性について問われています。
それでは問題を見てみましょう。
一酸化炭素(CO)ではなく二酸化炭素(CO2)であるため、誤りです。
GX建設機械は、脱炭素社会の実現に向け建設現場の二酸化炭素の排出削減を図るため、稼働時に二酸化炭素が無排出と認められる建設機械として国土交通省が認定する制度です。
記述の通りです。
3次元レーザースキャナーやTS(トータルステーション)、UAV等を用いて取得した面的な3次元データを活用することで、計測からデータの集計・取りまとめまで一貫して電子的に行うことができます。
記述の通りです。
MGは各種センサやGNSSで得た重機位置と設計データを照合し、オペレータに対して操作補助(案内)を行う技術です。
※油圧等を自動制御する機能はMC=マシンコントロールと呼ばれます。
記述の通りです。
UAV(ドローン等)はセンサー技術やGNSS等の進歩により自動航行が可能となり、航空法で定められた飛行禁止空域(空港周辺・人目集中地区など)以外のエリアで測量や構造物点検等に幅広く利用されています。
建設機械の最新動向やICT技術に関する問題では、環境制度における「削減対象物質」や「用語の定義・区別」を整理しておく必要があります。
環境配慮型建設機械については、GX建設機械の他、「排出ガス対策型建設機械」と呼ばれる、大気汚染防止を目的とし窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)などの有害物質を低減させる建設機械もあります。
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02
この問題では建設機械の最近の動向に関する問われています。
土木に関する最新の専門知識に限らず、様々な角度からの記述がある点に注意が必要です。
それでは問題を見てみましょう。
GX(グリーントランスフォーメーション)建設機械は、稼働時の二酸化炭素(CO2)が無排出と認められる建設機械であり、
バッテリ式又は有線式の電動ショベル、電動ホイールローダ、電動ホイールクレーン、電動ローラが型式認定の対象とされています。
カーボンニュートラルは温室効果ガスの原因である二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す考え方であって、一酸化炭素(CO)の問題ではありませんので誤りです。
記載の通りです。
情報化施工の出来形管理では、UAV写真測量やTS(トータルステーション)などのICTを活用した計測機器を用いることで、
現地の計測から三次元データの処理、出来形管理資料としての取りまとめまでを一連で実現することが可能です。
従来の丁張りや巻き尺の計測に比べ、面的かつ高密度な管理が出来ます。
記載の通りです。
MG(マシンガイダンス)は、TSやGNSSで得た建設機械の位置と三次元設計データとの差分を求め、それをモニタ等に表示してオペレータに施工位置を案内するシステムで、
主にバックホウやブルドーザ等に導入されています。
記載の通りです。
UAV(無人航空機)は、機材の軽量化とともに、機体制御のプロセッサ、GNSS(全球測位衛星システム)、慣性センサ等の技術的進歩によって自律飛行が可能となり、
起工測量や出来形計測、構造物の点検等に活用されています。
ただ空港周辺や人口集中地区等の飛行禁止空域では別途の許可が必要となるため、その空域外での利用となります。
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