1級土木施工管理技士 過去問
平成28年度 択一式
問7 (選択問題 問7)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成28年度 択一式 問7(選択問題 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- AEコンクリートは、微細な空気泡による所要の空気量を確保することにより耐凍害性の改善効果が期待できる。
- 細骨材率は、骨材全体の体積の中に占める細骨材の体積の割合で、所要のワーカビリティーが得られる範囲内で単位水量ができるだけ小さくなるように設定する。
- 水セメント比は、その値が小さくなるほど、強度、耐久性、水密性は高くなるが、その値をあまり小さくすると単位セメント量が大きくなり水和熱や自己収縮が増大する。
- 単位水量は、作業ができる範囲内でできるだけ小さくなるようにし、単位水量が大きくなると材料分離抵抗性が低下するとともに乾燥収縮が減少する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 設問のとおりです。細骨材率とは、「砂と石」を合わせた全骨材に対して、「砂」がどの割合入っているか示す値です。
3.設問のとおりです。水セメント比はコンクリートの強度を示す値です。値が大きいほどワーカビリティは向上しますが、強度は低下します。(W/C)
4. 誤りです。単位水量が大きくなると材料分離抵抗性が低下しますが乾燥収縮性は逆に高まります。
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02
1.適当です。
本文の通りです。
AE剤を混ぜると本文のような効果が期待できてワーカビリティが
良くなります。
2.適当です。
本文の通りです。 細骨材(砂)/ 全骨材絶対容積 という割合です。
3.適当です。
本文の通りです。
4.適当ではありません。
単位水量が大きくなると乾燥収縮が減少しそうなイメージですが、
これは逆です。
骨材が分離しやすくなり反動で乾燥収縮が大きくなると
イメージしてください。
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03
コンクリート配合設計は、強度、耐久性、施工性、経済性のバランスを取ることが重要です。
正しい
AEコンクリートの微細な空気泡は、凍害時に水の膨張応力を緩和し、
耐凍害性を大幅に改善します。
正しい
細骨材率は骨材全体体積に占める細骨材の体積割合で、
所要のワーカビリティー内で単位水量が最小になるよう設定します。
正しい
水セメント比が小さいほど強度と耐久性が高まりますが、
過度に小さいと単位セメント量増加により水和熱や自己収縮が増大します。
誤り
単位水量が大きくなると、材料分離抵抗性は低下しますが、
乾燥収縮は増加します。
各要素を総合的に検討する必要があり、それが良好なコンクリート配合につながります。
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