1級土木施工管理技士 過去問
平成28年度 択一式
問86 (必須問題 問86)
問題文
図のUCLは上方管理限界、LCLは下方管理限界、CLは中心線をさす。
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成28年度 択一式 問86(必須問題 問86) (訂正依頼・報告はこちら)
図のUCLは上方管理限界、LCLは下方管理限界、CLは中心線をさす。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.誤りです。UCL側に点が偏っていっており、品質管理が効果的になされていない状態となっています。
3.誤りです。管理限界内ではあるものの、振れ幅が大きく、品質管理の余地があります。
4.設問の通りです。UCL、LCL間を規則的に点が移動しており、品質の過剰、低下をコントロールできていることを示しています。
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02
(1)(2)は、UCL側に点が集中もしくは偏っており、原価、時間、労働力が過剰影響していたり、品質管理が効果的に行われていないことを指します。
(3)は管理限界内ではありますが、一定の周期性があり外部的要因なども考えられる状態です。
したがって正解は(4)で管理限界内に分散されています。
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03
最も安定しており改善の必要がないのは「点がCL(中心線)の上下にランダムに散らばり、トレンド・周期・偏りが見られない図」です。
管理図では、管理限界内にランダムに分布し、連続的な上昇・下降(トレンド)や周期的な波形、CL付近やUCL/LCL付近への偏り(ハグ)が無い状態が統計的に安定です。
●点がCLの近くに不自然に密集(中心線ハグ)する、又はUCL/LCL近くに連続して現れる図
測定系の過度な調整(タイトコントロール)や測定分解能の不足、工程の偏りが疑われます。いずれも要注意のパターンです。
●右肩上がり(または右肩下がり)のトレンドが続く図
工程平均が時間とともに動いているサインです。系統要因の変化(設備の摩耗、条件のずれ等)が疑われ、安定ではありません。
●上下に規則的な波(周期性)が現れる図
季節性・交替班・温湿度などの周期的要因が影響している可能性があります。原因の切り分けが必要で、安定とは言えません。
●CLの上下にバラつき、管理限界内にランダムに点在する図(連続8点以上の片側偏り・連続上昇/下降・周期性などの異常パターンなし)
統計的管理状態にあります。最も安定しており、直ちに改善を要しません。
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