1級土木施工管理技士 過去問
平成28年度 択一式
問90 (必須問題 問90)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成28年度 択一式 問90(必須問題 問90) (訂正依頼・報告はこちら)
- 表層及び基層の品質管理は、工程の初期の締固め度の管理頻度は少なく、工程の中期に多く行うように管理する。
- 下層路盤の品質管理は、締固め度による管理で試験施工データから必要な転圧回数が求められた場合、転圧回数で管理する。
- セメント安定処理路盤の品質管理は、セメント量の定量試験又は使用量により管理する。
- 構築路床の品質管理は、締固め度や締固め機械の転圧回数などで管理する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.設問の通りです。工法規定方式では、試験施工データやモデル施工により、決定したまき出し厚さや転圧回数、振動ローラーの振動加速度応答などを面的に管理します。
3.設問の通りです。但し、同じセメント使用量であっても、発現強度には差が出ますので、施工上、注意が必要です。
4.設問の通りです。但し、施工箇所の端部や既設構造物との境界付近は締固めがしづらく、期待通りの効果が得られない場合があります。実際の施工では、小型の機械を使うなどして念入りに施工します。
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02
1.適当ではありません。
「工程の初期の締固め度の管理頻度は少なく」はおかしいですね。
初期の締固めが悪ければ、最終的に全体に悪い影響を与えてしまうので
最も多くの管理が要求されますね。
2.適当です。
本文の通りです。
3.適当です。
本文の通りです。
4.適当です。
本文の通りです。
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03
適当でないのは「表層及び基層の品質管理は、工程の初期の締固め度の管理頻度は少なく、工程の中期に多く行うように管理する。」です。
舗設直後は温度が高く、締固めの効き方や舗設条件が決まりやすい大事な時間帯です。初期から密度(締固め度)をこまめに確認して転圧条件を整えるのが基本で、初期の管理頻度を少なくする考え方は不適切です。
不適当です。 表層・基層は温度低下が早く、初期(敷均し直後〜初転圧)での密度・温度管理が品質を左右します。ここでローラ種別・回数・速度を最適化するため、初期ほど測定頻度を高めて管理します。中期に偏らせるのは合理的ではありません。
適当です。 まず試験施工で締固め度と転圧回数の関係をつかみ、所要締固め度が確保できる回数が定まったら、現場では転圧回数で管理して効率化します(適宜抜き取りで締固め度確認を行います)。
適当です. セメント改良の品質は所定のセメント量を確実に混合できているかが鍵です。定量試験や使用量管理でセメント量を確認し、併せて均一混合・含水比・締固めも管理します。
適当です。 路床は支持力・均一性が重要です。締固め度を基本に、転圧回数やローラ条件、含水比を押さえて管理します。必要に応じて平板載荷などで支持性も確認します。
アスファルト舗装の品質は、「初期の管理が勝負」です。特に表層・基層は温度が高いうちの密度管理で良否が決まります。路盤・路床は試験施工で指標化(締固め度⇔回数)し、現場では回数管理+抜き取り確認で確実に仕上げる、と覚えると整理できます。
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