1級土木施工管理技士 過去問
令和7年度
問51 (問題A ユニットc 問31)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 令和7年度 問51(問題A ユニットc 問31) (訂正依頼・報告はこちら)
- 配水管は、維持管理の容易性への配慮から、原則として公道に布設するもので、この場合は労働基準監督署との協議により配置を決定する。
- 河川敷、軌道敷あるいは私有地に管を布設する場合は、当該敷地管理者あるいは土地所有者と協議の上で、使用承認を得る。
- 道路法施行令では、土被りの標準は1.2mと規定されているが、土被りの標準又は規定値までとれない場合は、道路管理者と協議して0.6mまで減少できる。
- 配水管を他の地下埋設物と交差又は近接して布設するときは、維持補修や漏水による加害事故発生のおそれを考慮し、布設する際の最小離隔を0.3m以上確保する。
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この過去問の解説 (1件)
01
適当でない選択肢は 配水管を公道に布設する場合に「労働基準監督署」と協議するとしている記述 です。
配水管の布設位置を決めるときに協議する相手は 道路管理者 であり、労働基準監督署ではありません。
これは適当ではありません。
配水管を公道に布設する場合、協議すべき相手は道路管理者です。
道路法により、道路区域内で工事をする場合は、道路を管理している自治体などと協議して位置を決めます。
労働基準監督署は、安全衛生管理の監督機関であり、配水管の位置決定とは関係ありません。
これは適切な記述です。
配水管を公道以外に通す場合は、その土地を管理する者の承認が必ず必要になります。
例えば、河川敷なら河川管理者、私有地なら所有者と協議する必要があります。
これは適切な内容です。
通常、配水管の土被りは 1.2m が標準ですが、現場の事情で確保できない場合、道路管理者と協議すれば0.6mまで減らすことが認められています。
これは適切です。
地下にはガス管、下水管、電力ケーブルなどがあり、それらと近づくと事故の危険が高まります。
0.3m以上の離隔を確保することで、作業性、安全性を確保できます。
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