1級土木施工管理技士 過去問
令和7年度
問87 (問題B ユニットf 問1)

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問題

1級土木施工管理技士試験 令和7年度 問87(問題B ユニットf 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

仮設工事計画立案の留意事項に関する下記の文章中の( イ )〜( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・仮設工事の材料は( イ )を使用して可能な限り規格を統一し、また、主要な部材については他工事( ロ )計画にする。
・仮設工事計画では、取扱いが容易でできるだけユニット化を心がけると共に、( ハ )を考慮し、省力化が図れるものとする。
・仮設工事計画では現場のイメージアップに配慮した計画とすると共に、宿舎、厚生施設は可能な限り、( ニ )。
  • (イ)市販品  (ロ)にも転用できる  (ハ)資機材不足  (ニ)削減する
  • (イ)特注品  (ロ)からの転用はさける  (ハ)作業員不足  (ニ)充実させる
  • (イ)特注品  (ロ)からの転用はさける  (ハ)資機材不足  (ニ)削減する
  • (イ)市販品  (ロ)にも転用できる  (ハ)作業員不足  (ニ)充実させる

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この過去問の解説 (1件)

01

適切な組合せは、
(イ)市販品 (ロ)にも転用できる (ハ)作業員不足 (ニ)充実させるです。
仮設は、規格の統一と転用を意識し、人手不足に対応する省力化を進め、宿舎や厚生施設は現場の印象と安全衛生の面から充実させるという流れです。

選択肢1. (イ)市販品  (ロ)にも転用できる  (ハ)資機材不足  (ニ)削減する

この組合せは適当ではありません。

仮設材料は、一般に市販品を使って規格を統一する考え方が基本なので、(イ)(ロ)の方向性は適切です。
しかし、(ハ)は仮設計画の省力化と結び付けるなら、資機材不足より作業員不足のほうが文脈に合います。
さらに、宿舎・厚生施設を削減すると、現場のイメージアップや働く環境の確保という意図と逆になります。

選択肢2. (イ)特注品  (ロ)からの転用はさける  (ハ)作業員不足  (ニ)充実させる

この組合せは適当ではありません。

仮設材料は特注品より、市販品を使って規格を揃えるほうが合理的です。
主要部材は、できるだけ他工事にも転用できるように計画するのが有効利用の考え方に合います。
 

選択肢3. (イ)特注品  (ロ)からの転用はさける  (ハ)資機材不足  (ニ)削減する

この組合せは適当ではありません。

(イ)(ロ)が、仮設の「標準化や転用」という基本と合いません。

選択肢4. (イ)市販品  (ロ)にも転用できる  (ハ)作業員不足  (ニ)充実させる

この組合せが適切です。

仮設材料は市販品を用いて規格を統一すると、調達・施工・管理がしやすくなります。
主要部材は他工事にも転用できるようにすれば、コストや資材の無駄を減らせます
仮設計画でユニット化や取扱いの容易さを考えるのは、作業員不足を背景に、省力化を進める目的と一致します。
宿舎・厚生施設を充実させることは、働く人の負担軽減や現場の印象向上につながります。

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