1級土木施工管理技士 過去問
令和7年度
問89 (問題B ユニットf 問3)
問題文
・施工体制台帳には、建設工事の名称、内容及び工期、許可を受けて営む建設業の種類、( イ )の加入状況等を記載しなければならない。
・元請業者は、施工体制台帳と合わせて施工の分担関係を表示した( ロ )を作成し、工事関係者や公衆が見やすい場所に掲げなければならない。
・施工体制台帳を作成する建設工事の下請負人は、その請け負った工事を他の建設業を営む者に請け負わせたときは、再下請負通知書を( ハ )に提出しなければならない。
・発注者から直接工事を請け負った建設業者は、施工するために下請契約を締結する場合には、下請金額( ニ )、施工体制台帳を作成しなければならない。
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問題
1級土木施工管理技士試験 令和7年度 問89(問題B ユニットf 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
・施工体制台帳には、建設工事の名称、内容及び工期、許可を受けて営む建設業の種類、( イ )の加入状況等を記載しなければならない。
・元請業者は、施工体制台帳と合わせて施工の分担関係を表示した( ロ )を作成し、工事関係者や公衆が見やすい場所に掲げなければならない。
・施工体制台帳を作成する建設工事の下請負人は、その請け負った工事を他の建設業を営む者に請け負わせたときは、再下請負通知書を( ハ )に提出しなければならない。
・発注者から直接工事を請け負った建設業者は、施工するために下請契約を締結する場合には、下請金額( ニ )、施工体制台帳を作成しなければならない。
- (イ)健康保険 (ロ)施工手順 (ハ)発注者 (ニ)が一定額以上の場合
- (イ)健康保険 (ロ)施工体系図 (ハ)元請業者 (ニ)にかかわらず
- (イ)建設業協会 (ロ)施工手順 (ハ)元請業者 (ニ)が一定額以上の場合
- (イ)建設業協会 (ロ)施工体系図 (ハ)発注者 (ニ)にかかわらず
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この過去問の解説 (1件)
01
適当な組合せは、(イ)健康保険/(ロ)施工体系図/(ハ)元請業者/(ニ)にかかわらずです。
この組み合わせは適切ではありません。
(ロ)は、作成して掲示するのは施工体系図であり、施工手順ではありません。
(ハ)も、再下請負通知書の提出先は元請業者であり、発注者ではありません。
(ニ)についても、公共工事では「一定額以上」の条件ではなく金額にかかわらず作成が必要です。
この選択肢の組み合わせが適切です。
施工体制台帳には健康保険等の加入状況を記載し、元請は施工の分担関係を示す施工体系図を作成・掲示します。
下請がさらに他社へ再下請するときは再下請負通知書を元請へ提出します。さらに公共工事では、元請が下請契約を結ぶなら下請金額に関係なく施工体制台帳の作成が求められます。
この組み合わせは適切ではありません。
(イ)の建設業協会は、施工体制台帳の記載事項として想定される内容ではありません。台帳で求められるのは社会保険(健康保険等)の加入状況です。
(ロ)も前述のとおり施工体系図が正しいため不適当です。
(ニ)も公共工事の扱いと合いません。
この組み合わせは適切ではありません。
(イ)が建設業協会となっている点が不適当です。施工体制台帳で重視されるのは健康保険等の加入状況です。
また(ハ)も、再下請負通知書の提出先は元請業者です。
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