1級土木施工管理技士 過去問
令和8年度
問82 (施工管理法 問16)
問題文
JIS A 5308に準拠したレディーミクストコンクリートの受入れ検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
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1級土木施工管理技士試験 令和8年度 問82(施工管理法 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
JIS A 5308に準拠したレディーミクストコンクリートの受入れ検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- スランプ試験を行ったところ、スランプ12.0cmの指定に対して10.0cmであったため、合格と判定した。
- 空気量試験を行ったところ、空気量4.5%の指定に対して2.5%であったため、合格と判定した。
- 塩化物含有量の検査を行ったところ、塩化物イオン(Cl−)量として0.20kg/m3であったため、合格と判定した。
- 呼び強度30のコンクリートで3回の圧縮試験の結果が、それぞれ32N/mm2、28N/mm2、33N/mm2であったため、合格と判定した。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に基づく現場での受入れ検査の判定基準(スランプ・空気量・塩化物イオン量・圧縮強度の合格範囲)について問われています。
それでは問題を見てみましょう。
記述の通りです。
指定スランプが12.0cm(8cm以上18cm以下)の場合、JISにおける許容差は±2.5cm(9.5cm〜14.5cm)となるため、10.0cmは合格範囲内となります。
JIS A 5308において普通コンクリート等の空気量4.5%に対する受入れ許容差は±1.5%(3.0%〜6.0%)と定められているため、2.5%では合格範囲を下回っており不合格と判定されることから、誤りです。
記述の通りです。
レディーミクストコンクリートの荷卸し地点における塩化物イオン量の限度は、原則として0.30kg/m3以下と定められているため、0.20kg/m3は合格範囲内となります。
記述の通りです。
圧縮強度の判定は「1回の試験結果が呼び強度の85%以上(25.5N/mm²以上)」かつ「3回の試験結果の平均値が呼び強度の値以上(30N/mm²以上)」を満たす必要があります。
本問では1回ごとの最小値が28N/mm²(25.5N/mm²以上)であり、3回の平均値が31N/mm²(30N/mm²以上)となるため、合格となります。
試験対策として、以下の主要な受入れ検査の規格値をセットで整理しておきましょう。
【スランプの許容差】
2.5cm:±1.0cm
5cm 及び 6.5cm:±1.5cm
8cm 以上 18cm 以下:±2.5cm
21cm:±1.5cm
【空気量の許容差】
普通コンクリート:4.5% ±1.5%
軽量コンクリート:5.0% ±1.5%
舗装・高強度コンクリート:4.5% ±1.5%
その他:指定値 ±1.5%
【塩化物イオン量】
原則 0.30kg/m3以下
【圧縮強度の合格判定基準】
1回の試験結果:呼び強度の値の 85% 以上
3回の試験結果の平均:呼び強度の値以上
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